クイックスタートが使えない場合や、別のタイミングで移行したいときに便利なのが「iCloudバックアップ」を使った方法です。Wi-Fi環境さえあればPCが不要で、数年前のバックアップから復元することもできます。
手順はこちらです
1. 旧iPhoneで iCloudバックアップを作成
設定 → 自分の名前 → iCloud → iCloudバックアップ → 「今すぐバックアップ」
2. 新iPhoneを起動し「iCloudバックアップから復元」を選ぶ
Apple IDでサインインし、復元したいバックアップを選択
3. Wi-Fiに接続したまま待機する
データ量に応じて復元に時間がかかる(30分〜数時間)
iCloud移行のメリットは、旧iPhoneが手元になくても復元できる点です。また、iPhoneが壊れたときでもバックアップがあれば復元可能です。
一方で注意点もあります。
• 無料の5GBプランではバックアップ容量が足りないことが多い
• 写真、アプリ、メッセージなど大量のデータは時間がかかる
• アプリそのものは復元後にApp Storeからダウンロードされるので若干時間がかかる
• 大量データユーザーはWi-Fi環境によっては移行が遅くなる
安定したWi-Fi環境があるユーザーには、非常に使いやすい方法です。